北欧のスウェーデン、ボラスタペーター社の不織布壁紙コレクション
『Hanna Werning』をご紹介します。
Hanna Werning は ハンナ・ベルニングと読みますが
スウェーデン人のデザイナーの名前になります。
このハンナさんのこれまで手掛けたテキスタイルデザインが1冊のコレクションとなりました。
年間の日照時間が短い北欧だからこそ生まれたデザインや色が
ハンナさんのデザインに昇華されたとても素晴らしいコレクションです。
今回写真多めでご紹介いたしますのでご覧ください。
まず最初に「Palmnava(パルマナバ)」
イタリアのパルマをイメージしたものでしょうか
トロピカルな花や色使いが特徴です。
カラーバリエーションは2色
グリーン&グレイも落ち着いたトロピカル感があってとてもいいです
次はこれ
「Ravdunge(レーヴドゥンゲ)」
さまざまな花の中にキツネのような動物に鳥、魚も隠れています
カラーバリエーションは3色
派手な色使いなんだけど、イヤミがない。
すうーっと目に馴染んでくる優しい感じが
北欧デザインにはありますよね。
蓮の葉と花の上にくちばしの長い鳥がちょいアクセントになっています。
モネの睡蓮の様な吸い込まれそうな深いぃ感じはしないですが、見ていて落ち着きます。
カラーバリエーションは3色
それぞれに使ってある色の組み合わせが抜群です
「Fantasia(ファンタジア)」
耳を澄ますと幻想曲が・・・ なんてイメージなんでしょうか
カラーバリエーションは2色
ここにもキツネがいます(笑)
小さいお子さんと探してみるのも楽しそう^^
「Papegojnypon(パペゴイニポン)」
オウムとローズヒップという意味だそうです
他のデザインと比べて少し使ってる色の彩度が高いように感じます。
カラーバリエーションは2色
デザイナーの憧れのようなものを感じますね
3つ並んでます左から「Kastanjetrast」&「Nackrosryss」&「Kattrad」
黒い鳥と赤い南国系の花びらのコントラストが面白い
大胆にデフォルメされた葉っぱや花がこちらに流れ出てくるように見えます。
動きのあるデザインですね
暗いの中を夜行性の動物たちが活動を始めた
そんなひとコマなのかと。楽しいですね
「Solkoja」
遠目に見るとこんな柄に見えるんですね、というくらい小さいサンプルでは分かりにくいデザインです
カラーバリエーションは2色
森の中にはアサガオが咲いていて、ウサギが何か会話をしています
ファンタジーな世界です
最後にこの3点、左から「Svanpark」&「Notplockare」&「Kvitter」
アサガオのような花(でも葉っぱの形はちがう)がずうっと延々とつながっています
色合いもスモーキーで派手すぎず
木の実に花、トロピカルなモチーフと北欧デザインとの融合で新しい感じです(他もそうですが)
背景はブラックですが、なぜか暗さを感じないこのデザインと色使いはホント素晴らしいと思います。
いかがでしたでしょうか
「ハンナ・ベルニング」
デザイナーがどんな人かご興味ある方に顔写真もついでに
綺麗なお方です
このコレクションのデザインともイメージぴったりです。(思いっきり主観ですが)
先にも述べたように
このコレクションはトロピカルなモチーフを北欧デザイン風に昇華したところに面白さ、新しさがあると思います
一見ゴチャゴチャとうるさそうな柄と派手なカラーに見えますが
そこは、北欧デザイン
目の中にすーっと入ってきて、まるで自然の中にいるような優しい温かみを感じる
「日本の色」と言われる昔から馴染みのある色にも似てるところもあるのでしょう。
アクセントクロスとして
お部屋の一面だけ、
もしくは、1本だけ(両隣は無地の壁紙)
このコレクションのような壁紙を入れてあげると
お部屋に華やかさ、潤い、温かみが添えられるかもしれません。
「ハンナ・ベルニング」でした