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1年ぶりに仙台を訪れて

今年の夏も暑かったですね。

今日から9月

もう秋  と言いたいですがまだまだ残暑が肌を差します。


夏バテしてませんか?

小司博基です。





今日は、少し前になりますが

1年ぶりに東日本大震災の被災地、仙台に訪れた話をしたいと思います。



昨年5月に震災後2ヶ月経った石巻に炊き出しボランティアに伺いました。

大川小学校や雄勝港の惨状を観たときの衝撃は未だ忘れることはありません。

復旧には相当の時間を要すると感じました。



それから1年、被災地はどう変わったのか

それを自分の目で確かめられる機会をいただきました。

被災地支援旅行として、得意先の協力業者会の渡航先に仙台が選ばれました。

被災地でお金を使うことと業者会で集めた義援金を届けることがミッションです。




被災地視察で伺ったのは、名取市の閖上地区

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閖上地区は、海沿いの平地であるため津波により完全に水で埋まってしまった地区です。

閖上中学校から撮影された津波映像をYOUTUBEで観ることもできますが、

壮絶な光景です。甚大な被害がありました。


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中学校のこの時計は津波のあった時刻で止まっていました。



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辺りは住宅の基礎の一部が残っているだけで何もありません



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この辺りも以前は住宅で埋めつくされていた所です



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東禅寺という大きなお寺

形は残っていますが、高い屋根まで激しい損傷がありました。

津波の高さがどれほどだったのかが分かります。



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墓石もご遺骨も全て流されてしまったままです



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首のない仏様がお寺の横に並べられていました。


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そして見つかった仏頭は正面に




この閖上地区、1年経った今もほとんど手つかずの状況

この地区のように未着手のところが、まだ沢山あるという現実を改めて知ることができました。




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訪れたのが10日だったということで、亡くなられた方が祀られているお社には多くの方が

おみえになられていました。




その後訪れた宮城の観光地は、ほぼ完全に復旧していました。

そしてかなりの賑わいをみせていたのには、嬉しく、安心いたしました。



でも、震災からの完全復旧というのは、いろいろな問題が山積みにあり

まだまだ長い道のりであります。


我々インテリアの業界でも、震災プロジェクトなる被災地支援のアクションがあったり、

ひとつの会社が業者会と協同して行なっている活動もあります。

震災から2年半、復旧が進むと共に、被災地支援のニーズも変わって参りますので

当社として、一個人としてできることを考え、行動していこうと思いを新たにしました。


仙台11.jpg

被災地の一刻も早い復興を願うと共に、お亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りいたします