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こころの栄養

寒い日が続いていましたが

桜の開花とともにようやく春めいてきました

 

こんにちは、小司博基です。

 

震災の被災地も少しずつ復興に向けて動き始めました。

しかし、まだまだ水や食糧、医療品など行き渡っていないのが現実のようです。

今まだ被災地でもっとも必要とされているのはこのような物資であります。

 

(今朝の中日新聞のコラムから引用)

 フランスの思想家ボルテールは

 「余計なものこそ、とても必要なことだ」と言った。

 たとえば、音楽や文学、映画やスポーツ観戦などの娯楽は

 それがなくても生きていける。

 けれど、体がそれを必要とするように心にも栄養は必要のはずだ。

 

そう、これから救援物資もだんだんと行き渡るようになってきて、

生きるために必要な最低条件が満たされたとして

次に必要になってくるのは、心の空腹を満たすもの。

 

 

春の高校野球、

出場することをぎりぎりまで迷われたという被災地出身校の選手たち。

テレビで見られた彼らの勇姿が、

どれほど避難者みんなの心に勇気と活力を与えてくれているだろう。

昨日の東北高校の試合を見ながら、私も胸を熱くしました。

 

 

このコラムを読み、

スポーツ選手はスポーツを

芸術家は芸術を

私にはインテリアの仕事に一生懸命取り組むことが

被災地の方々だけでなく、世の中のみなさまの

こころの栄養になっていけるのだと

前を向いて感じることができました。

 

 

コラムのむすびには

 まずは文字通り必需品。

 でも、

 被災地の暮らしの中に、

 少しずつでも「余計なもの」を増やしていくのも

 大切だと思う。

 

 

インテリアが乏しくても生きていける。

そんな余計なものかもしれません。

 

しかし、暮らしの中に心を豊かにできる何かが

このインテリアにはあると思います。

 

大小でもない、値段でもない