こんにちは
もうすぐひな祭りですね。
我が家でも祖母、母、私と3世代雛人形がお目見えしました!
祖母のものともなると明治・大正頃の随分古いものになりますが、
三人官女の着物もすべて手刺繍で
その手に持つ長柄銚子には
松竹梅などの柄で彫金が施されていました!
細かなところにまで、日本の伝統工芸技術の高さが伺えます。
ということで今回ご紹介するのは
日本の伝統的な技が創り出す壁紙コレクションです。
トミタのアートウォールシリーズ、その名もレジェンド=伝説です。
楮、金銀箔、桐などの素材の魅力を存分に引き出す技法を用い
一枚一枚なんと手加工!
そのためすべて完全受注生産品となっております。
通常見本帳というとブック形式になっておりますが
さすがレジェンド、桐の箱が只ならぬ存在感を放っています!
気になる中身はというと・・・
これまた煌びやかな金銀箔が目に飛び込んできます・・・!
では一枚一枚丁寧に見ていきましょう
こちらは金銀箔をベースに、その上から薄い絹を重ね合わせている
「古代絹」
ガーゼのような薄さの絹から覗く金銀箔の輝きが優美です
美しいだけでなく、絹で保護されているため丈夫なのも魅力ですね
まさに職人の技が光る作品
全12色あり、それぞれが独特の輝きをみせます
続いて、あえて古びた金銀紙の趣を追求して生まれたのがこちら
「摺箔」
使用されているのは金銀箔だけではなく、
銅やアルミ、錫もあります。
写真では少し分かりづらいですが、
お手にとっていただくと
微妙な色味や輝きの違いがわかるかと思います。
眩しいほどの輝き!
かすかに表面にすり後がつけられているので、マットな仕上がりになっていて
全体的に落ち着いた印象ですよ。
続いてご紹介しますのは桐シリーズ。
桐は磨くと銀白色の美しい光沢がでる木材です。
こちらは、その桐の特徴をうまく活かした作品。
「象嵌」
桐を薄くスライスし、あえて木目の向きを変えてはめこむことにより
角度によって美しく輝く模様が生まれます!
この上品な輝き、おわかりになりますか?
桐という昔ながらの木材を、現代の空間に取り入れるべく生まれた新しい壁材です
白、黒、金茶の3色です。
同じ桐シリーズからもうひとつ。
こちらは場所による塗料の染み込み方の違いを活かした
フローリングのようなデザイン
「寄木」
微妙な色味の違いによって生まれる陰影が美しいです
全2色です
最後に、和紙の代表格、楮シリーズをご紹介します。
こちらは「格子」
その名の通り、格子状に模様が入っています。
これは空から見た平野の風景をイメージしているそうです!なるほど。。
金・銀はその光沢と格子模様がスタイリッシュで
和紙でありながらもモダンな空間にうまく溶け込みそうです。
全5色
続いては
「漉きうるし」
うるしの光沢感を表現した和紙で、こうぞの力強い繊維が作り出す非常に存在感のある壁紙です。
色の展開も深い色合いが多く、重厚感のある空間づくりにぴったりです
全7色
最後に「潟」
一度和紙を絞ってから伸ばすことで出来上がる凸凹の質感が特徴です
渋みのある色展開から和紙ならではの温かみが感じられます
そして上下に伸びるラインのグラデーションが
岩層のような陰影を創り出していて、個性を強調しています
全4色
いかがでしたか?
すべて職人の手作業による「伝説」の壁紙コレクション
和の素材を使いながらも、洋風のお部屋にも不思議とマッチする
絶妙な色使いやデザインが秀逸です。
まさに現代空間に生きる新たな壁装材といえるでしょう。
少しでもご興味のある方はツカサディザインコマースまでお気軽にご連絡ください。
一見の価値ありですよ!(^-^)