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H様邸事例 カーテンボックスモールディング造作 ヨーロピアンスタイル
Posted date 2021.02.16
こんにちは。
コーディネーターの北川です。
カーテンボックスをモールディングを使用して造作されたお客様
H様邸事例をご紹介致します。
H様は以前から掃出し窓の高さが低く、天井の高さを感じられないことが気になっていらっしゃったそうです。
カーテンを新調されるタイミングで弊社へお問い合わせを頂きました。
初回お打合せではショールームで様々なモールディング部材をご覧頂きカーテン生地のセレクトについてのお打合せを致しました。
2回目のお打合せはご自宅に伺い、お客様のご要望を再度確認しながら
最適なモールディングを使用したカーテンボックスのデザインとサイズについてのお打合せを致しました。
また、窓回りの採寸と下地の確認作業を行いました。
お客様にはカーテン生地のサンプルを実際の窓辺でご確認頂きました。
モールディングは一般的に天井と壁の接続部や天井、壁面等を飾る部材です。
特に天井部分を飾るモールディングは
天井面に20cm以上大きく張り出すデコラティブなもの、
クラシックな装飾があるもの、シャープで近未来的なもの、
この部材によってお部屋全体のインテリアイメージが大きく変わります。
このプレーンシェードを作り直すタイミングで、天井の高さと窓辺の広がり感を出すために
・掃出しの窓辺のウインドウトリートメントを天井から下げること
・カーテンボックスを付けること
がお客様のご要望でした。
ナチュラルかつスッキリとしたイメージにするために
フレンチをイメージさせるアールのフォルムのスッキリとしたデザインのモールディングをセレクト。
カーテンボックスだけが目立ち過ぎず、かつ存在感が出るように、
サイズ感(高さや奥行き)を大切にして、こちらをご提案(2案)させて頂きました。
今回は、カーテンボックスのみのご提案の為、実際のスケール感を見ていただく為に
下記サンプルを手作りして現地で合わせて見て頂きました。
パターン1↓
パターン2↓ (決定分)
こちらがビフォー写真です。
既存のシェードは窓枠内に取り付けられていました。
次の写真は天井付けの造作カーテンボックスを施工した後、コーナ部材を固定している様子です。
これだけ取り付け位置が上がります。
下地のボックスに2種類のモールディングを付けて
↓最後に塗装仕上げをすると、装飾付きのカーテンボックスの完成です。
新しいダブルプレーンシェードのドレープ生地はコットンタッチのプレーンなぼぼ純白に近いホワイト。
レース生地も同様にコットンタッチの柔らかい質感のものをセレクト。
素材はメンテナンスしやすいポリエステル100%ですが、質感はとてもナチュラルです。
シェードを上げている状態もヒダが何層にもなり、窓周りも柔らかな立体感が生まれました。
こちらはシェードを下げた様子ですがスッキリとしていて、
天井の高さが強調されます。
レース生地は、程よい陽射しを取り入れながら、外部からの目線をを遮り、柔らかな光が室内を包みます。↑
ワンちゃんたち気持ちよさそうですね(^^)
窓まわりにモールディングボックスがあるだけで少し景色が変わったような感じがしますね。
ずっと理想の窓辺を思い描いていらしたH様。
今回の窓まわりリフォームをとても喜んで下さいました。
H様の夢を叶えるお手伝いが出来ましたことを大変嬉しく思います。
H様、この度は誠にありがとうございました。
この出会いに心より感謝いたします。
モールディングを施工することによってお部屋の印象を替えることができます。
セレクトするフォルムによってフレンチスタイルや
ブリティッシュスタイルにも、デコラティブにも
モダンにも・・・
様々なイメージに合わせることができます。
また組み合わせによってオリジナリティのあるスタイルにすることも可能です。
興味があるけれども、今の住まいに合うか不安に思われる方。
ご予算の都合でお部屋全体には難しいかなという方。
まずは窓やドアなのどの建具周りからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
その時々に応じて少しずつお部屋をデザインしていくのもとても楽しい作業ですよ。
ご希望やご予算に応じて最適なご提案をさせて頂きます。
ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。
インテリアコーディネーター 北川 貴子
T^-^K